名前をつけてやる



名前をつけてやる
名前をつけてやる

商品カテゴリー:インディーズ,歌謡曲,演歌,音楽,ミュージック,ポップス,JPOP
収録曲:ウサギのバイク, 日曜日, 名前をつけてやる, 鈴虫を飼う, ミーコとギター, プール, 胸に咲いた黄色い花, 待ち合わせ, あわ, 恋のうた, 魔女旅に出る,
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狂ってる最高傑作

残念ながら、僕にはこのアルバムには批判されるスキが見つけられません。つまり、名盤と言えるんでしょうね。

歌詞はデビューアルバムと同様、変態的なものばかりです。一部狂ってます。一曲ごとに壮大なパワーがあるわけではなく、完結してない曲を集めたからこその名盤だと思います。

なんかこれからもっと好きになりそうなアルバムです。アルバム全体で40分ないので聞きやすい。無駄なアレンジを排除している姿勢が潔いです。

以前は2、5、10曲目あたりが好きでしたが、今では全曲の流れにはまりそうです。まあでも2曲目の「日曜日」の変態な歌詞、軽快な雰囲気のロックはスピッツらしくなく、でもスピッツっぽくていいなあとよく思いますね。
かわいいあれこれと一緒に妖しい場所にトリップ

このアルバムは、1曲目「ウサギのバイク」であっという間に常ならぬどこかの世界につれていかれてしまう。
そこはまるで徹夜明けの頭の中みたいな、ぼんやりしてるのに変に冴えわたるような妖しい空間だ。

名前をつけてやったり、鈴虫を飼ったり、胸に黄色い花が咲いたりの、どんよりしたかわいい夢うつつのような世界を聴きすすむ。
すると急に「恋のうた」でいったんそこから引っ張り出される。
引っ張り出されて、現実感と幸福感あふれるとてもストレートな「恋のうた」を浴びて目が醒める。
そして最後に魔女が旅に出るっていうので、また混沌とした妖しい場所につれ戻されて・・・。
という感じでしょうかね?。

ところで、「恋のうた」から「魔女旅に出る」へのつながりは何度聴いても神がかり的。
曲と曲の間の空白がこれほど生きているってめったにないかもしれない。
空白までもが鑑賞のツボ。星5つでも足りないほどの名盤です。

せつない

スピッツというバンドはご存知の通り、多くのヒット作を持っている。
しかしこの作品はヒット作を送り出すだいぶ前の話。
当然、多くの人はブレーク後の「ハチミツ」などを多く聴いていると思う。
だけどこのアルバムもぜひ聴いて欲しい。
何が良いかというと、実はよくわかっていない。正直に言えば一曲の質で言えば「ハチミツ」の足元に及ばないと思う。
しいて言えば、この独特のドロドロで、それでいて爽やかな雰囲気がいい。
例えば、青春時代に自転車で遠出したときみたいに涼しげで、ちょっぴり切ない、そんな風景が浮かんでくるような。
やっぱり説明し難いよ。そんなちょっと変な名盤なんだ。これは。
「歩道にへばり付いたガムのように」美しくなりたい。

俺にとってのパンクは、ピストルズでもディスチャージでもラモーンズでもテレビジョンでもブルーハーツでもなく、このアルバム。


チ〇ポな妄想の中でボンヤリする歩道にへばり付いたガムのままで、極上のメロディを響かせる、アナーキー イン ザ ジャパンって感じ。




…自分でも何言ってるのか良く分かりませんが、とにかくヤバくて美しくて素敵なアルバムです。
初期の大傑作

スピッツの初期3作はどれも傑作なのだが、特に第2作である今作は完成度的に図抜けている印象がある。しかしレコーディングがあまりに順調だったため、当のメンバーにはあまり制作過程の記憶がないらしい。それもそのはず、本作は前作から僅か8ヶ月でリリースされている。

初期スピッツ特有の一癖あるメロディーと、ロックバンドとしてのタフさと、シュゲイザー的な微かに霞がかったサウンドとがうまく共存している。一方詩は幻想的、空想的で力みというものと全く無縁である。そしてそれらが奇跡的なまでに、絶妙に解け合っている。そういった11曲が織りなすこのマスターピースは、聴く者を魅了する独特の色彩を放っている。

1曲目、川の流れのようなアルペジオのイントロを聴いた途端に理論や方法論は意味をなくし、終始美しい旋律に身を委ねることになる。アルバムとしての流れも良い。抑え目な1曲目から一気にアッパーな2曲目に突き抜け、かと思うとメロディーの立った名曲が2曲続き、いきなりパンク調の曲に。そのまま名作「プール」になだれ込む。何度聴いてもここまでの流れは完璧である。後半は後半で気の抜けた、どこかクセと毒気を孕んだ楽曲が続く。そしてラスト「魔女旅に出る」でハッピー、かつ切なく幕を閉じる。収録時間は38分台と短く、何度も繰り返し聴きたくなる。まるでそれが意図されているかのようでもある。


本作が人知れず世に放たれるのは、ヒット作を量産する態勢に入る5年も前のことだ。若さで乗り切っている面もあるし、バンドサウンドもなんとなく拙い。しかしながら、彼らが以後このような淡い空気感を持った作品を発表できていないのも事実である。それゆえ本作を聴く意義は未だに大きいのである。



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名前をつけてやる




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